【アプレゲールですいません。】取材に使うメモ帳はモレスキン……の●●製!
ようやくF1も夏休み……とはいえまだハンガリーGP仕事が終わらない米家です(苦笑)。はい、『F1LIFE』の記事もそうですが、外部のクライアントさんからご依頼頂いている仕事もレース後の月・火・水・木・金と延々とありまして、さらにそこに月刊誌やら隔月誌やらあったり、定常ベースじゃないお仕事もあったりと、レース後も1週間はバタバタし通しなのがいつものパターンです。
そんな僕は取材にはモレスキンのポケットサイズのメモ帳を使っています。1冊2000円とノートにしては高いけど、質感だったりサイズ感だったり裏ポケットだったり、何かと使い勝手が良いので今のところこれ以上に良いメモ帳は見つかっていません。
以前は無印良品の透明ポケット付きのリングノートを使っていましたが、無印良品は時々モデルチェンジをして在庫がなくなってしまったりと不安定なので、モレスキンに移行しました。
まぁ高いといっても差額は1冊当たり1500円ほどだし、僕のメモ量でいうと1冊で3戦分くらいなので年間で7〜8冊。ということは年間で1万2000円ほどの差ということで、1年間に使っている飛行機代やホテル代に較べれば誤差みたいなもんです(涙)。使い勝手の良さを考えれば、このくらいの差額なんて……。
そのモレスキンですが、厄介ごとがひとつだけ。
意外と知られていないようですが、モレスキンは中国製とベトナム製の2種類があります。
で、この2つが意外と品質が違う。詳しく話すと長くなるので辞めますが、肝心のメモ紙質も違えば、表紙や裏ポケットの装丁やら、表紙を留めるゴムバンドの材質まで違うので、これは結構な違いです。
どちらが良いかは人それぞれ好みにもよるでしょうが、僕の場合は断然中国製のものの方が好み。中国製の方が高品質で、というかベトナム製だったら1冊2000円も出して使いたくないです。
通販などで買うとどちら製が来るか分からないので、モレスキンを扱っているお店に行き、ラベルの裏側に書かれている製造国を見て中国製のものを購入しなければなりません。しかも僕が使っているのは横罫線ではない「ドット方眼」で、無地や横罫線に比べると圧倒的に扱いが少なかったりします。あとこれは完全に好みの問題ですが、普通の黒色だとジジ臭いので紺色のタイプが欲しい。
となると、この条件に完全にマッチする個体はなかなか見つかりません。時と場合によっては何店舗も回っても見つからないことも。というわけで、見付けたときにはまとめ買いです。お値段的にはちょっとツラいものがありますが、仕事に必要なものなので仕方ないと自分に言い聞かせて買います。後で見つからない時の方がもっとツラいですから……。
(text and photo by 米家 峰起)
仕事突き詰めると道具のほんのちょっとした違いで差が出てくるので、私もノート代わりに使っている手帳には色々こだわりがあります。iPadで良くない?とか言われるんですが、それはそれで使って手帳は手帳で使ってます。
僕もiPad Proと純正キーボード&アップルペンシルを導入して仕事にプライベートにバリバリ使っています。
それを見た柴田さんが「それ良いね」とマネして買って今じゃ取材ノート取りにまでiPadを使っていますが、僕もメモ書きには使っても取材までは使う気になれませんね。
そこも全てデジタル化できれば便利だろうなぁとは思いますが、使い勝手の面ではまだまだですね。デジタルは一瞬で“消える”という恐さもありますし。