【アプレゲールですいません。】マレーシアでの取材は、いろんな意味で大変!
え〜、マレーシア、言うまでもないことですが、暑いです(苦笑)。
暑いというか、“熱い”です。気温自体はせいぜい34度とかその程度なので、空気を吸い込むのもキツくてどうしようもないくらいの熱気というわけではありません。
でも、直射日光が無茶苦茶強いんです。木曜日なんて、路面温度が58度になってました(実効計測だと50度だったようですが)。それはつまり、直射日光を浴びる肌もそれに近い温度になるということです。なので、暑いというよりも“熱い”と感じるんです。
アスファルトからの照り返しもすごくて、ピットレーンを歩いていると目が眩しくてしょうがないです。
それにご存じの湿度。朝は本当にジメジメしていて、モヤモヤしているくらい。10時くらいになる太陽が高く昇って空気はスッキリしてきますが、今度は前述のような“熱さ”に。で、午後になると豪雨(スコール)がやって来てド〜ッと降って、また湿度が上がってムシムシする。延々これの繰り返しです。
そんなコンディションなので、チーム関係者もよほどの理由がなければ外には出て来ません。特に僕らの取材対象になるエンジニアなんかはオフィスの中に自分たちの席がありますから、基本はそこにいることになります。ですから、パドックで捕まえて話を聞くというのはいつも以上に大変なんです。
まさしく茹だるほど暑いさなかにパドックを歩いていても、人気がほとんどないなんてこともよくあります。セッション後は取材のためにメディア関係者も外に出て来ますが、たいていは木陰に集まっていますしね。
で、ほぼ毎日、1日に1回はスコールが襲来します。さっきまで無茶苦茶暑かったのに、どこか一方面の空が暗くなってゴロゴロいい始めたな〜と思っていたら、突然バタバタバタ〜ッと豪雨がやってきます。って書いてる今(金曜夜23時)もまた雨が降ってきたし。
そんなこんなで、いろんな意味で取材が大変なマレーシアGPなのでした。
(text and photo by 米家 峰起)
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