【アプレゲールですいません。】アメリカの豊かさ
1年ぶりのアメリカにやって来ました。まぁ厳密に言えばカナダGPに行くためにアメリカを経由してはいるんですが、きちんと滞在するのは去年のUSGP以来です。
初日はロサンゼルスの空港ホテルに1泊して、これからオースティンに近いヒューストンの空港へ向かうところです。
アメリカに来ていつも感じるのは、豊かな国だなぁということ。
自由の国と言われますが、逆に言えば政府としては放任主義みたいなもので、そのぶんだけ各個人には自己責任が伴うし、自分自身でなんとかできない人はどうにもならない、もっと言えば、生まれた環境によってはどうすることもできない理不尽な国でもあるような気はします。
それでも豊かだなぁと思うのは、モノがふんだんにあるということです。
はっきり言って、ひとつひとつのモノのクオリティは日本ほど高くないです。でも物量が凄まじい。食べ物のサイズも大きければ、お皿もフォークもナイフも何もかもバンバン使い捨てで消費していたりします。
そういったことは、やはり資源がある国だからできることなんでしょうね。景気が良かろうと悪かろうと、米ドルが高かろうと安かろうと、この国には食料も石油もどんどん自給できるだけ資源があるわけですから。その余裕みたいなものを感じます。おそらくほとんどの米国民はそんなこと意識もしていなくて、この物量と大量消費が当たり前なんでしょうけど。
バス代わりに米国内各地を飛び回っている飛行機や、日本とは全然違う雑然とした空港の喧噪を見ていると、なんとも言いようのないアメリカの包容力というか、そんな豊かさを感じる次第です。
あ、でも僕はアメリカには住みたくないですけどね(笑)。おおらかで気どったところがなくて住みやすい国だとは思いますが、僕は日本の方が良いです。
(text and photo by 米家 峰起)
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