FREE【無料記事】
【アプレゲールですいません。】パドッククラブのあれこれ
昨日の【F1リアルスコープ】でイタリアGPのパドッククラブをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
3日間で50万円。う〜ん、普通には手が出せない金額ですが(苦笑)、あの特別感はやっぱりすごいですね。ある意味、庶民が入るべき空間ではないというか、普段からこういう空間でゆったりと楽しんでおられるお金持ちのための世界ですね。
パドッククラブはどのグランプリでも用意されていますが、グランプリによってその豪華度合いは違います。VIPな人たちに人気のグランプリはどんどん豪華になりますし、人気のないグランプリはどんどんすたれていきます。
もちろん、すたれているといってもパドッククラブのスタンダードは保たれていますが、ゲストの数が少ないものだから個別の観戦スイートを用意するチームやスポンサーが少なくなって、2チーム合同の部屋だったり、テーブル単位の寄せ集めの部屋だったりと、なんとも閑散とした雰囲気になってしまうんですね。
実は鈴鹿がその傾向にあります。鈴鹿サーキット自体が人気がないわけではなくて、周囲にVIPが泊まれるような高級ホテルがないとか(みなさん名古屋などに宿泊されます)、レース以外のアトラクションが少ないため、ホスト側がVIPを鈴鹿に連れて来たがらないんですね。
逆に、人気なのはモナコ、シンガポール、オースティン、アブダビ。VIP的にはこれが4大グランプリです。特にアブダビは4階建ての巨大なピットビルディングが超満員になるくらい、全グランプリの中で最もパドッククラブのチケットが売れるグランプリだそうです。
きっとどれも、ファンの方ならいつかは行ってみたいと思われるグランプリですよね?
(text and photo by 米家 峰起)
この記事へのコメントはありません。