REGULAR【連載】

20140528-01

 

 モナコGPの決勝が終わってそのまま夜まで取材をして、いったんニースのホテルに戻ってから月曜朝4時過ぎまで仕事をしてニース空港に行って6時の飛行機に乗り、フランクフルトで乗り継いで羽田へ。ついさっきまでモナコにいたような気がするのに、火曜の朝にはもう日本にいるという早戻りでした。

 

 本当はゆっくり帰ってきたかったんですが、ニースをレース翌日の月曜日に出る飛行機というのはどんどん売り切れてどんどん値段が高くなっていくので、早朝とかそういう便しか取れなくなってしまうんです。ちなみに、視察に来ていたホンダの新井さんもニースから全く同じ便で乗り継いで東京まで戻ってこられていました。

 

 それでも、普通だったらこの時期に飛行機を予約したらもう月曜発は取れないんじゃないかなっていうタイミングで買ったんですが、朝6時の始発とは言え月曜発のフライトが取れたのは結構奇跡的。そのくらい、実は今年のモナコGPはあんまりお客さんがいなかったのかなぁという気がしました。

 

 もちろん目に見える範囲での観戦スタンドは埋まっていたんですが、セクター3周辺のスタンドというのはパドッククラブのゲスト用、つまりどこかから招待されたお客さんばかりで、自分でチケットを買って見に来た人というのはそんなにいなかったんじゃないかなという感じでした。

 

 ニースから電車でモナコまで通ったり、コンダミーヌの街中のグッズ屋さんが建ち並ぶ辺りを歩いていたりすると、フランス語に混じって聞こえてくるのはほとんどイギリス英語だけ。国外から来ているのはほとんどがイギリス人で、それ以外はあまりいないんだなぁと感じました。もちろん日本からいらっしゃっている方も見かけましたが、やはり圧倒的大多数はフランス人とイギリス人といった様子でした。

 

 そういえばスターティンググリッドも、タダでさえ狭いのにセレブが多数やってきて大混雑、なんていう雰囲気でもありませんでした。週末の間にパドックにやってきたセレブも、ジャスティン・ビーバーくらいだったようで、ちょっと寂しい感じでした。

 

 ホンダの新井さんは「モナコはやはり雰囲気が特別で圧倒されますけど、本当のお金持ちはあちら側(ハーバーのクルーザー)にいる人たちで、パドッククラブでさえ、そこに行けない人たちが来る場所という感じなんでしょうね」とおっしゃっていましたが、ハーバーにものすごい額の停泊料を払って停泊しているクルーザーだって企業がゲストをもてなすために用意したものもあって、その辺りは例年よりも少し大人しめだったように感じられました。

 

 全体的には今年のF1は規模が大きくなっていて、周辺のホテル予約なんかも難しくなっている傾向にあるんですが、モナコで例年ほどの盛り上がりが見られなかったというのは少し意外な感じがしました。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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