【Rd.21 ARE・徹底分析②】メルセデスAMG完勝、フェラーリ＆レッドブルの戦略ミス

　第21戦アブダビGPではポールポジションのルイス・ハミルトンがスタートからレースをリードして一度も首位を譲ることなく完璧な勝利を収めた。2番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペンは1周目にシャルル・ルクレールに抜かれ3位に下がったが、第2スティントで抜き返し2位を奪い返した。

　中団グループでは予選でマクラーレンとルノーがQ3に進んだが、中古ソフトタイヤでのスタートでは不利が大きく2ストップ作戦を強いられて後退。Q2で敗退しミディアムタイヤでスタートしたセルジオ・ペレスが1ストップ作戦で最終ラップにランド・ノリスを抜いて中団最上位の7位を手にした。

　そのアブダビGP決勝の全ドライバーの全ラップタイムをグラフ化し、各マシンのペースを分析する。