【Rd.14 ITA】FIA F2徹底分析：牧野任祐、優勝を引き寄せた「実力」と「2つの幸運」

　FIA F2の第10ラウンド、イタリアではレース1でロシアンタイムの牧野任祐、レース2ではARTのジョージ・ラッセルが優勝した。レース1はモンツァ初投入のスーパーソフトがスタートから僅か3周でタレてしまう波乱の中、ミディアムタイヤでスタートしていた牧野が独走勝利を飾った。レース2はラッセルが圧巻の走りでアルテム・マルケロフを抜き去ってオーストリア以来の勝利を掴み獲った。

　各チーム・各車の実力はどうだったのか、両レースの全車ペースとタイムギャップをグラフ化し分析してみよう。