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2018 Rd.12 HUNGARY
【Rd.12 HUN・F2 FP/QLF】セッテ・カマラが逆転ポール獲得、エンジン再分配の効果が見える

【Rd.12 HUN・F2 FP/QLF】セッテ・カマラが逆転ポール獲得、エンジン再分配の効果が見える

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 7月27日、FIA F2の第8戦ハンガリーラウンドはフリー走行と予選が行なわれ、ARTのジャック・エイトキンが好走を見せてフリー走行から予選終盤までトップに立ち続けたが、予選終了直前の最後のアタックでカーリンのセルジオ・セッテ・カマラが僅か0.03秒逆転してポールポジションを獲得した。

 

 内外からの批判を受けてFIA F2オーガナイザーは前戦シルバーストンラウンドの後に全エンジンをベンチにかけて出力やトルクを計測し、全ドライバーに対して公平を期すためエンジンの再分配を行なった。スタート時に問題が頻発していたクラッチにも対策を施し、各チームにアップデート型クラッチを供給すると同時に1日のプライベートテストを許可して準備を整え、このハンガリーラウンドに臨んできた。これによって福住仁嶺は調子を上げ、ジョージ・ラッセルに対して差を付けられ続けてきたエイトキンが逆転するなど、これまで違和感のあったチーム間での格差やチーム内での格差は解消した感はある。

 

 なお、トライデントはシルバーストンでの問題行為に対して出場停止処分を受けたサンティーノ・フェルッチとの契約を解除し、GP3に参戦していたアレシオ・ロランディを起用している。

 

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