2018 Rd.11 GERMANY
【Rd.11 DEU】徹底分析③:ドライでは完全に入賞の望みなし、失うものがなかったトロロッソのギャンブル
ドイツGPでモナコ以来約2カ月ぶりのポイント獲得を果たしたトロロッソ・ホンダだが、本来のポテンシャルとしてはかなり厳しかった。
トロロッソ・ホンダ勢はブレンドン・ハートリー(青色・太線)がソフトタイヤでスタートしていたにもかかわらず28周目にピットインしてミディアムに履き替え最後まで走り切る戦略。しかしレース前半はずっとウイリアムズ勢に抑え込まれて本来のペースで走れず、ピットストップを終えた時点で入賞圏からは大きく送れてしまっており(グラフ②)、すでに中団グループの上位勢には前でピットストップ1回を消化されてしまっている。
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あの状況でウエットタイヤ?とは思いましたが、レース終了直後の雨を見るとほんの少しの違いで惜しかったなあとは思いましたね。ただもっと正確な気象予測データをとは思いますが、それはそれで全員同じ行動になってつまらないとも思いますし、難しいところですね。チームも独自の情報があるのだとは思いますが。
ポイントは絶望的で失うものがない状況だったので、敢えて極端なギャンブルを採ったんですね。
トロロッソのみならず、基本的にどのチームもメテオフランスが提供する公式レーダーだけですね。某サイトにメルセデスAMGがスポッターを多数配置して……なんて話も出ていましたが、そんな話は聞いていませんし、技術パスが1チーム60枚しか発給されないのにコースサイドに行けるようなパスに余裕なんてないですから。それって10年以上前の話では……?って感じですね。
そうなんですね。あの情報だけでやっているのであれば予想を当てるのは難しそうですね。
日本だとウェザーニュースのピンポイント予測はかなり的中しますし、よくiPhoneとか使ってるのが映るので他の業者のデータとかも使って総合的に判断してるのかな?くらいには思ってました。