【Rd.9 AUT・木曜】ホンダ田辺豊治TD「セッティングの間違いではなかったが煮詰め切れていなかった」

　前戦フランスGPでパワーユニットにトラブルが発生し、ストレートスピードの不足も問題視されたトロロッソ・ホンダだが、その後の調査でどのような結論に達したのだろうか。ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターに聞いた。

ーーまず前戦フランスGPで問題になったストレートの遅さは原因が分かったのでしょうか？

「公のコメントにもかなり出ていましたけど、チーム内でのミーティングでもスピードの話は出ていました。ですから我々も予選後にチームと別途ミーティングを行なって、チーム側で（セッティングについて）考えられることと、パワーユニット側で考えられることを付き合わせて、セッティングが間違っていなかったということをまず確認して、じゃあ車体のセッティングとパワーユニットの使い方でどうすれば速くできるのかということを考えるということで、今回のレースに向けて引き続き解析を続けてお互い持ち寄るということです」

ーーセッティングは間違っていなかったということですか？