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2018 Rd.4 AZERBAIJAN

【Rd.4 AZE】徹底分析①:SC出動なくとも優勝できていたボッタス、戦略で完敗のフェラーリ

 

 アゼルバイジャンGPはフェラーリが予選で他を圧倒し決勝でもセバスチャン・フェッテルがレースの大半をリードしたが、最後にセーフティカーが入りピットインを済ませたバルテリ・ボッタスが首位に浮上。フェッテルはターン1のブレーキングでタイヤを壊して後退、さらにボッタスはデブリを踏んでヤイヤがバーストし、レース中盤にタイヤにフラットスポットを作って早々に優勝争いから脱落していたはずのルイス・ハミルトンに勝利が転がり込む結果となった

 

 しかし、レース後に分析を行なってみると、ボッタスはセーフティカーが出なくてもフェッテルを逆転して優勝していた可能性が極めて高い。

 

 レッドブル勢が同士討ちをしたため3位にはセルジオ・ペレスが入りフォースインディアに2年ぶりの表彰台をもたらし、好調ルノーはカルロス・サインツのみが生き残って5位、新人シャルル・ルクレールが見事な走りで6位を獲得しマクラーレンは依然として予選で振るわないものの決勝ではダブル入賞を果たした。

 

 実際に誰が速かったのかが分かりづらいレース展開となったが、実際の各車のパフォーマンスがどうだったのか、レースペースと戦略を詳細に分析することであぶり出してみよう。

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