11/08
【ブラジルGP・気象予報】予選は雨ながら雨量は少ない、決勝は霧雨か
金曜日は好天に恵まれたブラジルGPだが、週末は天気が崩れる予報になっている。決勝は雨の公算が高い。暑いコンディションでは各車ともリアタイヤのオーバーヒートに見舞われオーバーステアに苦しんだが、予選・決勝がウエットになれば問題はないだろう。
インテルラゴスは「湖の間」という地名の通り、湿地帯であるため気候が不安定で雨が降りやすい環境にある。そのため気象予報も難しい。
FIA公式気象予報を担当しているUBIMETのデータによれば、当初から日曜は1日中弱い雨が降り続ける予報になっており、土曜朝の最新気象予報でもこれに変化はない。ただし雨の量は弱く、ずっと1mm以下の弱い雨が降り続く予報だ。
予報官のコメントでは「午後は午前よりもさらに断続的で軽い雨になる。霧雨だけになる可能性もある。気温は最高20〜21度程度で、涼しい1日になる」としている。
土曜日は朝から雲が多いが、12時過ぎから雨の予報が出ており、前日までは16時以降に6mmを超す強い雨が予報されていたが、土曜朝時点の最新予報では予選前の13時が強い雨となっている。ただし降水量は2.2mmの予報だ。予選が行なわれる14時は0.9mmで降水確率55%の予報となっている。
UBIMETでは2種類の気象予想シミュレーションモデルを使用しているが、広域予想では強い雨、狭域予報では弱い雨の予想となっているという。そのため予報官は「実際の雨量は少ないだろうと自信を持っている」としている。
(text and photo by 米家 峰起 / data by UBIMET)
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