2014 Rd.18 BRAZIL

20141108-00

 

 金曜日は好天に恵まれたブラジルGPだが、週末は天気が崩れる予報になっている。決勝は雨の公算が高い。暑いコンディションでは各車ともリアタイヤのオーバーヒートに見舞われオーバーステアに苦しんだが、予選・決勝がウエットになれば問題はないだろう。

 

 インテルラゴスは「湖の間」という地名の通り、湿地帯であるため気候が不安定で雨が降りやすい環境にある。そのため気象予報も難しい。

 

 FIA公式気象予報を担当しているUBIMETのデータによれば、当初から日曜は1日中弱い雨が降り続ける予報になっており、土曜朝の最新気象予報でもこれに変化はない。ただし雨の量は弱く、ずっと1mm以下の弱い雨が降り続く予報だ。

 

20141108-02

 

 予報官のコメントでは「午後は午前よりもさらに断続的で軽い雨になる。霧雨だけになる可能性もある。気温は最高20〜21度程度で、涼しい1日になる」としている。

 

20141108-01

 

 土曜日は朝から雲が多いが、12時過ぎから雨の予報が出ており、前日までは16時以降に6mmを超す強い雨が予報されていたが、土曜朝時点の最新予報では予選前の13時が強い雨となっている。ただし降水量は2.2mmの予報だ。予選が行なわれる14時は0.9mmで降水確率55%の予報となっている。

 

 UBIMETでは2種類の気象予想シミュレーションモデルを使用しているが、広域予想では強い雨、狭域予報では弱い雨の予想となっているという。そのため予報官は「実際の雨量は少ないだろうと自信を持っている」としている。

 

(text and photo by 米家 峰起 / data by UBIMET)

 

 

Related Articles

Comment

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. コメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。