RACE【レース】

20140905-01

 

 ハンガリーGP以来のドライブとなった小林可夢偉は、FP-1ではロベルト・メリにシートを譲り、金曜日はFP-2のみの走行となった。特殊な超高速コースのモンツァであるがゆえにコース習熟に時間を要したが、ロングランにはポジティブな印象を持ったようだ。

 

ーー時差ボケは大丈夫?

「いや、結構眠たかったですよ(笑)。昨日はパスタも食べてないし」

 

ーー今日はFP-2だけの走行でしたが、内容はどうでしたか?

「久々にこのクルマに戻ったっていうことでまずはクルマに慣れることと、アップデートもあったんで、今までのクルマとちょっとずつ比べながら走って行ったんですけど、全体的にダウンフォースがいつもより少ないんで比較はしにくいですね。僕にとっては2年ぶりのモンツァでのレースやしコースに慣れる必要もあったんで、多少時間がかかっちゃいましたけどね。それでもなんとか明日に向けてどうすれば良いのかっていうアイディアは掴めたしポジティブにいける終わり方ができたかなと思います」

 

ーーコース習熟というのは、ブレーキングポイントを見つける

「ダウンフォースが普段の仕様よりも少ないっていうことと、高速コースなんでブレーキングポイントを見つけるのがほぼ全てだったんですけど。タイヤも1セットしかないんで、ブレーキで行き過ぎてロックさせてフラットスポットを作っちゃうと終わりなんで、下から(抑えめに走りながら)ちょっとずつ限界を確かめていくしかなくて。それもあって多少時間がかかりましたね」

 

ーー普段の可夢偉スタイルとは違う走りの詰め方が必要だったわけだ?

「というか、それがモンツァで大事なことなんです。それに僕が置かれていた状況、タイヤが1セットしかないっていう状況では特にね」

 

ーーアスカリでリアを大きく滑らせたりしていたけど、タイヤのウォームアップが良くなかった?

「いや、ウォームアップの問題は特になくて、滑ってたのはクルマの問題ですね。ダウンフォースがないっていうか、絶対的にグリップが少ないんで。タイヤがグリップしないんで滑りやすくてオーバーヒートもしやすいし」

 

20140905-02

 

ーーベルギーGPで投入されたアップデートの効果は感じられた?

「いや、このコースはダウンフォースが少ないから、そういう効果を感じるのがすごく難しいですね。いつものダウンフォースがあるコースで走らないと分からないですね」

 

ーーザウバーでの経験も含めて、通常ダウンフォース仕様とモンツァ仕様では全く別のクルマというくらい感覚が違う?

「それはチームによりますね。ものすごく薄いウイングを使うチームもあるじゃないですか? 僕らは最大限に薄いウイングを使ってるわけじゃないし、全く別のクルマっていうほどフィーリングが違うわけじゃないんですけどね」

 

ーー走り始めてしばらくピットにいたのはセットアップ変更?

「いや、パワーユニットのトラブルで『すぐに帰ってこい』って言われて。なので実質的には1時間くらいしか走ってないですね。セットアップはフロントウイングをいじったくらいです」

 

ーー明日に向けては?

「レースペースは思ったほど悪くないんで、上手くやれば(他チームと)戦えると思いますね。なので、明日の残り1時間(FP-3)で決勝に向けて上手くクルマを仕上げたいなと思います」

 

ーーロータスも苦戦していますしね。

「マルシアの方が速かったのには僕もビックリしました(苦笑)。グロージャンも結構失敗しまくってたんで、クルマ的にもツラいんじゃないかと思いますね」

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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