2022
【2022 Rd.18 JPN】ガスリー・事故処理重機問題を徹底分析【その③レースコントロール編】
では、SC先導の隊列が整う前に事故処理作業を開始したことに問題はなかったのか?
SCの背後で超低速で通過しているシャルル・ルクレール、セルジオ・ペレス、セバスチャン・フェッテルらが走行中の重機の導入に対して「クレーンは見たくない」(PER)、「クレーンだ、クレーンが見えた。ターン13〜14のコンディションは酷い」(LEC)、「次にトラクターが入る時は僕らに情報を伝えるべきだ。SC先導中だということは分かっているけど」(VET)などと即座に無線で不満を訴えている。ペレスは前走車とはラインを外して走行していたところでターン12に差し掛かっており、隊列の中では最も重機に近いラインになりかけていた(通過時にはコース右端を走行)。
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マイケル・マシがやっていた時よりも安全性は疎かな気がしますね。アメリカナイズされたり、市街地サーキットが増えすぎたり、予算制限のことがあったり、安全無視のレース運営だったり。F1はどこに向かってしまうのだろう。
必ずしもそれが狙ったものではなくて、レースディレクターの不慣れさゆえに起きてしまっていることだと思います。本来はこうしたレースディレクターの人的ミスが起きても、パリに設置した別室が監視してレースへの影響を未然に防ぐはずだったのですが、それも機能しているとは言いがたいですね。