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2014 Rd.6 MONACO
【モナコGP・日曜】S・フェッテル「コクピットの中で、無力感でいっぱいだった」

【モナコGP・日曜】S・フェッテル「コクピットの中で、無力感でいっぱいだった」

2014 Rd.6 MONACO

20140527-01

 

ーーわずか5周でリタイアを余儀なくされてしまいました。

「もちろんガッカリだよ。良いスタートが切れたのに、すぐにターボのブースト圧を失って、パワーがなくなったんだ。ターボエンジンなのに過給がないんだから、ものすごくパワーのない状態だ。そのせいでリタイアしなければならなかった」

 

ーー無線では少し苛立った様子でしたが、コクピットの中でどんな気分でしたか?

「再起動してなんとか修復を試みたけど、ダメだった。コクピットの中でやれるだけのことはやったよ。でも何が起きているのか分からなかったし、無力感でいっぱいだったよ」

 

ーーマシン自体の進歩については?

「苦労している度合いはかなり減ってきているし、確実に前進はしている。これまでにいくつもの問題を解決してきたからね。でも“箱”の中にはまだまだ問題が残されているみたいだ。いつかはそれも全て解決できるとは思うけどね」

 

(text by 米家 峰起 / photo by Red Bull)

 

 

 
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