【中国GPサイン会・読者レポート】F1ドライバーたちが続々と目の前に現われる興奮!
『F1LIFE』で募集させて頂いた【中国GPドライバーサイン会招待券プレゼント】には、予想を上回るご応募を頂きました。日本から上海へ観戦にいらっしゃる方が思っていたよりも増えてきているのを実感しました。
そのプレゼントにご当選された「ゆき」さんが、現地での感動と興奮のレポートを綴ってくださいましたので、ご本人の許可を得て公開させて頂きます。同じようなスタイルでドライバーサイン会が行なわれているグランプリもありますので、海外観戦をお考えの皆さんも参考になさってみてはいかがでしょうか。
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今回、幸運にも中国GPドライバーサイン会招待チケット【特別プレゼント】に当選し、無事参加してきました。感謝の気持ちでいっぱいです。お礼方々、感動体験のご報告を!
私はキミ・ライコネンの大ファン。なのに今年はフェラーリとキミがあまりにも不甲斐なく、いてもたってもいられず、急遽中国GPの現地観戦を決めました。木曜日の成田午前便を予約していたことは何より(編註:サイン会は木曜の夕方に行なわれました)。しかしチケットがあっても入場制限がかかるかもしれないとの情報に、一目散にサーキットへ。
空港からリニアと地下鉄を乗り継ぎ、なんとか到着したときには、すでに長蛇の列が出来ていました。チケットのチェックは厳しく、強行突破した二人組がつまみ出される場面にも遭遇。初めての中国で言葉も分からないまま不安を感じつつも、キミ・ファンの多さとポディウムから聞こえてくる表彰式リハーサルの音でテンションは上がっていきました。
いよいよ開場。メインストレート上に柵で囲まれた長方形の会場が見えます。皆が駆け出していくのは、早いもの順で好きな場所を取れるから。とはいえ限られた人数なので、最前列でなくても柵から2~3列程度。ここに、ピットレーン側からドライバー全員がやってきて移動しながらサインをしてくれるのです。
これならどこにいても近くで見られるし、サインがもらえる……と冷静に考えていたのは、始めに登場したトロロッソのクビアトとベルニュ達が順序良く移動してくれていたときまで。なんとボッタスが大きなフィンランド国旗に釣られてか反対方向から回り始め、なのにマッサは別方向から。しかもドライバー達は続々登場し、目の前で交差したり、広報さんがところどころでドライバーズカードを配ってくれたりで、つい目移りしてしまうという贅沢な光景が繰り広げられていくのです。
そして、ついに大本命キミの登場。ご存知の通り、中国でも絶大な人気を誇る彼。遠くに見えただけで大歓声です。湧き起こる「キミ」コール。それはもの凄い盛り上がりようでした。
そんなファンの気持ちに応えてなのか、それとも隠されたメッセージがあるのか、出されたもの全てにサインをしているのかと思う位ゆっくりと移動。待ちきれないと思う間にもペレスが左から、アロンソが右からやってくるという素敵すぎる状況なんです。やっと来てくれたキミは、無精髭が見える至近距離にまで接近! ありえません! 手を挙げての退場まで、まさに至福のひとときでありました。
夢のような出来事に頭の中は真っ白になっていてもドライバーの登場は続き、最後はメルセデスAMGの2人。メディアの数はダントツで、取材カメラに囲まれる彼らは移動も大変そう。その中でも穏やかなニコとルイスの笑顔はとても印象的でした。
心地よい余韻に浸り、気がつけば手元にはたくさんのサイン入りカードなどが。声をかけてくれる中国の人達と言葉が通じないながらもボディランゲージで喜びを分かち合った、この体験は一生の宝物です。本当に本当にありがとうございました!
(text and photo by ゆきさん)
良かったですね!!うらやましい!(笑)
ホントに、感動と興奮がよく伝わってくる良いレポートですね! 今後もまたこういうプレゼントの機会があればどしどしやっていきたいと思っていますので、お楽しみに。