REPORT【報道】
【特別レポート】ホンダのスペック3投入計画
2018年後半戦の投入が予定されている“スペック3”が注目を集めるホンダだが、夏休み明けの高速連戦には投入しないことを決めた。開発方針を転換したことがその理由だ。
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ノッキングがいつ起きるか分からないから常にフルパワーというわけではない、というのが何とも中途半端….
一時、パワーサーキットで、ガスリーがパワーが出てない的微妙な言い方をしてたのは、コレかな…
そのあとはまたホンダ礼讃に戻ったけど。
トルク重視かピークパワー重視かで各回転域での点火タイミングを微調整していて、サーキットによって、PUがフルパワーを出せたり出せなかったり…かな…
得手不得手がすごくはっきりする…
シャシー特性とも相俟って…
そうです、ガスリーが言っていたのはこれのことだったみたいです。エネマネだけでなく、このあたりの制御が田辺さんがよく言う「使い方」の改善すべき点ということのようです。
ベルギーGP予選終了後に書いてます。
次スペックが先送りとなり残念ですが、色々想像する楽しい時間も長くなります。2017年記事を読み直すと、昨年前半で低回転域のトルク(軽1台分のトルク?)改善でラップタイム0.1秒改善を思うと、今年のカナダで0.3秒改善は「実はものすごいトルクUPだったのでは(軽3台分のトルク増?)」と想像してます。当面はこの増えたトルクで戦えるはず(=あとはシャーシ側の課題)ということなんでしょうか。
ライバルの出力UP方法についても勝手な想像して楽しんでます。
フェラーリはこのベルギーGP予選中に燃料不足でアタック止めたことから「簡単に補給できない燃料?」ではないかと想像。F1技術ルールの燃料規定「19.5 空気:燃料に混入できる酸化剤は空気に限られる」という不思議な表現が気になってました。これはメルセデスが最初のICE仕様を作ったときに(気筒内で混合ではなく)「燃料噴射前に空気を燃料に混ぜてた」ので、こんな表現になったのでは?と想像。ネットで「マイクロバブル 、燃料」で検索すると「空気をマイクロバブルにして燃料に混ぜる」という研究が2006年ごろからありますし。
極小サイズの泡(マイクロバブル)で 、空気を燃料に混ぜると、空気は燃料に溶け込み、「燃料自体が空気を抱えて気筒に送り込まれる」ことで「吸気との混合具合も改善され、よく燃え=ススも減る」ようで、ディーゼルエンジンで研究している例もあり。メルセデスもディーゼルエンジン用に研究していたものをF1用エンジンに応用したのではないか、HCCIとも相性良いのかも、と想像してます。
また、ルールには「6.5.2 直ちに車両に使用される予定の燃料は大気温より摂氏10度以上下げてはならない。」「6.1.2 すべての車載燃料は(中略)最大2リッターの燃料をサバイバルセルの外側に貯蔵していてもよいが、これはエンジン の通常の作動のみに必要なものであること。」 とあるので、ベルギーGP予選でのフェラーリは予選用燃料を車両内で大気温度−10℃まで冷やし、かつ、燃料内に空気をマイクロバブルで溶け込ませるのに必要な時間が無かったとか?
フェラーリは「空気が溶け込んだ状態でより効果が大きくなるよう燃料自体も改良した」のでメルセデスに追いついたのではないか、今年シーズン前テストでフェラーリが煙を吐いてたのはオイル燃焼ではなく、この泡サイズの制御に不具合があったのでは、、、なーんて想像してます。
「異常燃焼利用」という言葉から受ける「ギリギリ」というイメージからすると、メルセデスやフェラーリは「余裕ありすぎ」のように感じるので、こういう想像して楽しんでます。もしかしてホンダ技術陣も知ってるけれど言わないだけ、とか?
想像ばかりですみません。
頑張れホンダ。