REPORT【報道】
【特別インタビュー】角田裕毅(前編)「アプローチの変更、モノコック変更が自信を取り戻すきっかけになった」
ーーF1デビューを果たした2021年はどんなシーズンだったでしょうか?
「2021年は一言で言うと“学びのシーズン”でした。4歳からレースをしてきて今までで一番毎レース苦戦して、良いこともありましたけど、その中で葛藤をしながら学ぶことが本当に多かったなというシーズンでした。開幕前テストから良い感触を得ていて、ペースも良かったので、開幕戦のバーレーンで上手くポイントを獲ることが出来て、自分の中でF1を少し甘く見るようになってしまったというか、自分の予想(期待値)をさらに高く引き上げてしまったんです。なので2戦目のイモラでは表彰台を狙っていましたし、(ヘルムート・)マルコさんからも『表彰台を狙っていけ』と言われていましたし、自信満々でちょっと自信を持ちすぎて(過信して)しまった部分もあり、予選で大きなミスをしてしまいました。あそこから大きく流れが崩れて、クラッシュも重なり、開幕戦の時点で持っていた自信がどんどん失われてどんどん負のスパイラルに陥ってしまいました」
ーーシーズン中盤戦は負のスパイラルが続き、後半戦に入ってようやくそこから抜け出せました。
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アロンソなどが遅くまで残ってる中で、角田の帰宅時間が早いですね(笑)。なのに、ゲームで深夜まで夜更かししてたのか…。
まぁ本人が言っているとおり、甘く見てましたよね。F2で好成績を挙げ(といっても実は中盤戦はかなり低迷してるんですけどね)、F1も開幕前にテストを重ねて分かった気になってしまったわけで。周りが角田くんの性格を充分に理解していなかったというのもあったでしょうし。褒めて伸びるよりも厳しくして伸ばすタイプですね(苦笑)