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【F1ドライバーってこんなヤツ】N・ロズベルグ「徹底的なエアコン嫌い」
ジメジメと暑いマレーシアなのに、メルセデスAMGのホスピタリティにはエアコンが効いておらず、ニコ・ロズベルグの囲み会見に参加した記者たちは汗だく……というのは、同じくジメジメのシンガポールGPでも毎年繰り返される光景。
ニコちゃんってものすごくエアコン嫌いで、自分がいる間はその部屋のエアコンもオフにさせるくらいなんです。というか、それだけ体調を崩さないように気を遣っているんですね。
ご存じの通り、ジメジメした東南アジアの国ではどこでもエアコンを寒いくらいにガンガン効かせるのがおもてなしといわんばかりに効かせています。その屋外の暑さと屋内の寒さの落差を繰り返すことで、慣れない人間は体調を崩してしまうわけです。
北欧の血が入っているだけに、ニコちゃんは決して暑さに強いわけではありません。だから余計に、普段からエアコンなしの暑い空気に慣らしておきたいというのもあるんでしょう。
イベント会場のようなエアコンを切ることができない場に行かなければならない時は、上着を着たり首にスカーフを巻いて、肌に冷気が当たらないように完全防備。とにかく、そのこだわりようといったら徹底しています。
ちなみに、いつもコクピットの中には送風ノズルを突っ込んでいますし(エアコンではなく送風です)、これじゃホースを担ぐフィジオさんも大変ですね(苦笑)。
ちなみに今のF1ドライバーは厳しい食事制限とトレーニングで極限まで身体を絞り込んでいますから、体脂肪率ももちろん1ケタ台。体脂肪は断熱材の効果も持っているので、これが少ないと外気温に対しての感度が高くなって耐性が下がるという面もあるようです。
(text by 米家 峰起 / photo by 米家 峰起, MercedesAMG)
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