【アプレゲールですいません。】ヨーロッパの免税手続き
スーツケースのような預入荷物にしなければならない大きなものを買った時は、TAX REFUND(免税手続き)がやや特殊になります。というのも、日本に帰る際に現物を空港税関に持っていき、ショップでもらった用紙に「未使用でヨーロッパ国外に持ち出す」という証明のスタンプを押してもらわなければならないからです。
フランクフルト空港の場合は、チェックインカウンターでチェックインを済ませると、同じフロアに預入荷物用の税関があります(国際線Bエリアの中央、中国国際航空のカウンター付近)。免税手続きをする旨をチェックイン時に伝えて、荷物に輸送便名と輸送先が書かれたタグをつけてもらった状態で税関に持っていき、そこで現物をチェックしてもらいスタンプを押してもらって荷物をドロップ。空港によっては再び航空会社のチェックインカウンターに戻って荷物をドロップ。今回僕が利用したミラノのリナーテ空港がそうでした。
実際に免税学の返金手続きを受けるのは、空港内の提携両替所です。自分が持っている免税書類のロゴと同じものが掲示されている両替所を探しましょう。
注意点は、ヨーロッパを出た後の提携両替所でなければならないということ。フランクフルトから直行便で帰る場合はフランクフルトで出国しますから、出国後の両替所で(機内持ち込みのものは出国後にある税関でスタンプをもらうことができます)。今回の僕の場合はミラノ・リナーテ→ブリュッセル→東京でしたから、ヨーロッパからの出国はブリュッセルということになり、ブリュッセルで出国審査を終えた後の国際線ターミナルにあるTRAVELEXで手続きしました。
ブリュッセルは中国人(たいていどこの空港でも免税手続きで大行列してる)も少ないし、平和でした(笑)。
(text and photo by 米家 峰起)
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