【アプレゲールですいません。】鈴鹿にタクシーがいなくて困った話

　シーズン終盤はアメリカ大陸〜アブダビとかなり体力的にタフな時間が続いたこともありこのブログもかなり間が空いてしまいましたが（完全に言い訳（苦笑））、シーズンも終わったことですし、またゆるりと再開していこうかと思います。

　去る12月6日・7日は鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラのルーキーテストに行ってきました。松下信治、福住仁嶺らがテスト走行したことは既報の通り。それ以外にもFIA F2からはオリバー・ローランドやラルフ・ボシューン、ユーロF3のマキシミリアン・ギュンターも参加していました。

　マイルを溜めたかったので、新幹線じゃなくて飛行機でわざわざ羽田〜セントレアを飛んだんですが、思っていた以上に名古屋からセントレアが遠くてビビリました（苦笑）。360円の特急料金を払って特急に乗れば30分弱、普通列車なら45分くらい。

　2日目のテストが終わってからセントレアへ行って20時45分の羽田行きに余裕で乗れるだろうと思っていたんですが、これが結構タイトでした。

　テストは16時までなのに、18時半くらいには白子駅発の特急に乗らないとアウト。取材はもちろんテストが終わってから。これは結構ヤバいヤツ（苦笑）。サーキットから白子駅まで通勤ラッシュ時間なので30分以上、白子から名古屋まで1時間、乗り換えて名古屋から30分。飛行機が20:45発なら20:30までにセキュリティチェックを通らないとアウト。これは明らかに計算が合わない（苦笑）。

　JRPが17時20分から記者会見的なのをやりますっていうけど、事前にそんなの聞いてないし、そんな時間まで待ってたら飛行機間に合わないし。

　というわけで、お昼休みに取材対象にあらかじめ接触して「終わったらすぐ話聞かせてね」と下ごしらえ。2人とも「いいっすよ、終わったらガレージに来てください。勝手に入ってきちゃっていいんで」というので、セッションが終わった瞬間にそそくさと出かけていき、2人をキャッチしたというわけ。

　というのも、取材後はタクシーで白子駅までダッシュかなと思っていたんですが、全っ然呼べず。結構焦りました（結局チーム・ルマンの方に送って頂きました）。

　今回初めて知ったんですが、鈴鹿サーキット周辺って全然タクシーがいないんです。タクシー会社に電話しても「周りにいないんでものすごく時間がかかります」と言われたり、『全国タクシー』というアプリでも全然呼べなかったり。白子駅にはタクシーが待っていたりするので、ここまで捕まらないとは思いませんでした。なので、テスト初日に遊びに来たお客さんはタクシーを断念して遊園地のメインゲートまでダッシュしてバスに乗り込んでもらいました（苦笑）。

　タクシーで鈴鹿サーキットに行こうと思っている人は、行きに白子駅などでタクシーに乗った際に帰りの予約をしてしまった方がよさそうです。

　（text and photo by 米家 峰起）