【アプレゲールですいません。】ハンガリーではUBERが使えない!
ブダペストでは空港でレンタカーを借りていたので、タクシーやUBERを使う機会はありませんでした。なのであまり気にしていなかったのですが、ふと気になってブダペスト市内のホテルでiPhoneのUBERを起動してみました。
そしたらこれ。
「ブダペストではもうUberは使えません」
ハンガリーではUBERを禁止する法律ができてしまったようです。というか、タクシー保護政策ですね。
確かに数年前と較べると、ブダペストのタクシーは随分キレイになった気がします。全部黄色のペイントで統一されていて、新しいキレイなクルマばかり。世界中のご多分に漏れず、トヨタのプリウスとかもいます(エコなポーズが大好きなアメリカでは特によく見かけます)。
空港から街まで約25km、クルマで30分ほどの距離ですが、タクシーに乗ると2000円ほどらしいです。距離を考えるとそんなに高くない感じがしますが、地元の物価でいうとかなり高いようで、街まで数百円のミニバンを使った乗り合いタクシーなんてのもあったくらい(それももうなくなってしまったみたいですが)。
東京でもUberに対抗してタクシーの値下げをなんていう話が出ていますが、UBERが流行るということはそれだけみんながタクシーに満足していないということです。高すぎるとか、サービスが良くないとか、安全性に不安ありとか。
外国人にとっては、言葉が通じなくてもアプリ上で行き先を指定できるとか、現地通貨の現金を持っていなくても使えるとか、UBERは便利なところがいっぱいです。
ブダペストなんて、F1開催期間中はサーキットまでのタクシーが定額制で普段の倍以上の9900フォリント固定だったりしますからね。ほんと、ボッタクリも良いところです。
こういうのって、ある意味では資本主義じゃないですよね……。ハンガリーは元々共産主義国家だけど、日本だってそれに近いものがありますよね……。
(text and photo by 米家 峰起)
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