【アプレゲールですいません。】スペインの良いところ、悪いところ
ついにバルセロナでのインシーズンテストT4も終わり、先週木曜日から続いた取材が一段落ついた感じです。もちろん『F1LIFE』で更新していきたいネタはたくさん溜まってますし、他の締切もまだいくつか残っているんですが……。今回のスペインGPからはサーキットで見つけた雑ネタをもっとお届けしていこうと思います。ホ●ダさんのモーターホームの一件も、その後の顛末が気になる方もいらっしゃるでしょうし、ぜひ書いておきたいと思っていますし。
それはさておき、我々は来週までスペインに滞在するわけですが、ここは季候が良かったり、食べ物が美味しかったり、物価もそれなりに安かったりと良いことづくめのように思われます。確かにそうなんです。
でも、ひとつだけ難点があります。
ネットが遅い。とにかく全国的にネット回線が遅いんです。これは仕事をする上では致命的です。
日本は世界的に見てもかなりネット回線が速い方で、光ファイバー回線を使っていればネット接続でストレスを感じることはほぼゼロだと思います。しかし、それと比べてしまうと海外のネット回線は遅い! そして、その中でも特にスペインは遅いんです。
サーキットのメディアセンターですら遅いです。セッションが終わってカメラマンが写真データを送信し始めたりなんかすると、急激に速度が落ちます。セッション中はiPhoneのF1公式アプリで音声を聞いていたりするのですが(メディアセンターは無線以外の音は流れていませんので)、これもブチブチと途切れます。
ホテルも、当然のことながらサーキット周辺は関係者だらけでほぼ満室ですし、そんな状態で大勢の人がネットに接続しますから、回線はかなり遅くなってしまいます。特に夜なんて恐ろしいほどに遅くなったりするので、比較的混雑していない早朝に接続してみたり。
普段ネットに頼って生活をしていると、ひとたびネットに繋がらない環境に追いやられると途端に牢獄に閉じ込められたような気分になってしまいます。
日本にいるとネットなんて速くて当たり前だし、ケータイだって4G回線でいつでもネット接続ができますが、海外だとそうそうデータローミングもしていられないし(パケホでも1日3000円かかります)WIFI頼みになってしまいますから、常にネット回線が利用できるとは限りません。
え、結局何が言いたいかって? ま、そんな面倒さと戦いながら仕事をしているんですよ、というグチでした(笑)。
(text and photo by 米家 峰起)
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