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【リアルスコープ】全メーカー大幅開発、2015年型パワーユニットの細部をチェック!

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 開幕戦オーストラリアGPでは、開幕前テストの間はベールに包まれていた2015年型新車のディテールが見えてきた。特にカウル内に隠されたパワーユニットの進化には目を見張るものがあった。開発凍結下にあるとはいえ、各メーカーとも開発が許される年間32トークンのうち20〜25を使用して大幅に開発を施してきたからだ。その詳細をチェックしておこう。

 

 昨年、最強パワーユニットの座をほしいままにしたメルセデスAMGは、3メーカー中最多の25トークンを使用して補器類コンポーネントの開発を進めてきた。ロールフープから伸びるエアインレットは、最上段が後方のヒートエクスチェンジャー用冷却風、その下がエンジン吸気用でモノコック側に潜り込んでエンジン本体(ICE)前方にあるターボコンプレッサーへと送られる。

 

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