REGULAR【連載】

20141022-01

 

 F1マシンのモノコックには、シャシーナンバーというものが割り振られています。マシンの型式と製造番号を組み合わせたものです。

 

 どのチームもこのシャシーナンバーを示すネームプレートをコクピット内の目視できる箇所に貼り付けています。ケータハムのCT05の場合は、コクピット右側の側面です。

 

 CT05は1号車から4号車まで製作されていますが、どうやら4号車はネームプレートまで流用で経費節減のようです……。確認が取れていないのですが、ベルギーGP以降は使用しなくなった1号車もしくは3号車のプレートを流用したようです。

 

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 ネームプレートの横には、FIAの認証ステッカーが貼られています。

 

 モノコックはシーズンを通してサバイバルセルの設計変更が許されておらず、クラッシュテストを通過したものと同じ設計であることを確認されたうえでFIAの認識用チップが埋め込まれています。グランプリごとに木曜日のイニシャル車検でFIAの技術委員が同一のモノコックであることをチェックし、この認証ステッカーを貼り付けるわけです。技術委員ジョー・バウアーのサインがなされています。

 

 

 こちらはモナコGPの小林可夢偉車。

 

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 こちらはバーレーンGPでの車検前の様子。

 

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 フェラーリはコクピット左側に貼り付けています。何十年前から変わらないシャシーナンバープレートで、「F14 T」という車名と「No302」と打刻されています。フェラーリは60年前から全F1マシンを通してのシャシーナンバーを割り振っているので、このような番号になるのです。

 

20141022-05

 

 レッドブルはかなり地味なナンバープレート。

 

20141022-06

 

 ロータスはシャシーナンバーが大きく刻印されているナンバープレートです。

 

 外からは見えない場所にありますし、なかなか目にする機会はないものですが、こんなところに各チームの本来のセンスが見え隠れするものです。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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