REGULAR【連載】

20141022-01

 

 世間ではケータハムの左リアサスペンションのことが話題になっています。事実なのか、そうじゃないのかという話まで出てきています。

 

 僕はロシアGPの直後にそのことを書いていたので、気になる方は以下の記事を読んでみてください。

 

 【F1】ロシアGPでリタイアした小林可夢偉の本音

 http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/motorsports/2014/10/15/f1_76/

 

 というわけで、リアサスの話なんて先週のかなり早い段階でここに出ていましたし、「なんで今さら?」という感じなんですが、世の中的には写真とか見出しとかものすごく分かりやすいかたちの記事でしか理解されないのかなぁという、ちょっと残念な気分です。

 

 どの媒体も雑誌からインターネットに主眼が移ってきて、大勢の人が目にすることができるという点では良いことだと思うのですが、紙ではなく画面上で読むインターネットの場合は文字数がかなり短い記事ばかりにならざるを得ません。我々に来るオーダーでいうと、1記事500〜800文字、多くても1200文字程度の原稿です。

 

 書く側からすると、この文字数というのは本当に1つのネタしか書くことができない極めて短いものです。これとこれがこうなってこうなった、というようなストーリー仕立てにする余裕はありません。

 

 そんな経緯で、世の中には単純な記事ばかりが溢れるようになってきています。よく言えば単純明快、悪くいえばバカでも分かる記事です。

 

 そのせいで、長文を読む習慣がなくなってきているのではないかという危惧もあります。もっといえば、長文を読解する能力が低下しているのではないかと。

 

 もちろん今でも読書を趣味にしている方はいらっしゃるでしょうし、雑誌の豊富なコンテンツが好きだという方もいらっしゃるでしょう。僕もそうです。

 

 ですが、世の中の大半の人たち、特に若い世代の人たちが長文に親しむ機会が減ってしまっているように感じられますし、将来的なことを考えればこれは恐ろしいことだと思います。“若者の活字離れ”というのが叫ばれて久しいですし、昨今ではスマホの影響で“若者の活字回帰”なんてことまで言われていますが、今度はその活字の質や内容にも考えを巡らせるべきときに来ているのではないかと思います。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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