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F1リアルスコープ

路面のマクロラフネス、マイクロラフネスを測定する!

 

 サーキット舗装は一般公道のアスファルトとは全く違い、表面が非常にザラザラしているというのはよく知られたことだと思います。もちろん、グリップレベルを上げるためです。

 

 では、F1チームはその路面の粗さを表わすμ(ミュー)とかラフネスといったものはどのように把握しているのか? 今回はそれをご紹介したいと思います。

 

 上写真はアブダビGPの舞台ヤスマリーナ・サーキットですが、最終コーナーからメインストレート部分は舗装が違います(最終コーナー出口まで2021年の改修時に舗装)。舗装当初は、舗装路面を構成する構造材(石)の間をビチュメン(瀝青)が埋め尽くすようなかたちになっており、これが走行や雨風などの経年変化によって磨耗し、石だけが残っていきます。

 

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