2021
【2021 Rd.11 HUN】徹底分析①:超スローペースの決勝、アロンソとハミルトンのメリハリが際立つ【決勝ペース】
2021年第11戦ハンガリーGP決勝は、スタート直後の多重事故で上位勢がダメージを負い、首位に立ったルイス・ハミルトンはリスタート時にタイヤ交換をしなかったことで最後尾に後退。これで首位に立ったエステバン・オコンとセバスチャン・フェッテルの優勝争いとなるが、オコンがミスなく抑え込んで初優勝。ハミルトンは2ストップ作戦でオコン追撃を狙ったが、フェルナンド・アロンソの巧みなブロックで抑え込まれてタイムロスを喫し3位に終わった。
そんなハンガリーGP決勝の全ドライバーのレースペースを比較することで分析していこう。
全ドライバーの全ラップタイムをグラフ化すると以下のようになる。参考値として2020年ハンガリーGPの優勝者ルイス・ハミルトン(紫色)のタイムも併記しておく。
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片方のバージボードを失ったフェルスタッペンのマシンがアロンソと同等ペースであれば、セカンドスティントでフェルスタッペンがハミルトンにアンダーカットされたのは相当痛かったですね。ハードで走り始めのハミルトンであれば、ハンガリーではアロンソのように抑えられたラップ数も多かったはずです。ペレスのパワーユニットもですが、ハンガリーの週末のレッドブルはうまくいってませんでしたね。イニシャルも外してましたし。