【2021 Rd.10 GBR】スプリント予選導入、レース週末全体のスケジュールの方が影響大?
第10戦イギリスGPではスプリント予選(Sprint Qualifying)が導入され、レース週末のスケジュールが大きく変更される。今後イタリアGPとさらにもう1つのグランプリで試験導入が予定されているが、このスプリント予選を含むレース週末がどのようなものになるのか、解説しておこう。2021年F1スポーティングレギュレーションの第11版が7月12日に発行され、この中で初めてスプリント予選が規定された。
スプリント予選自体はレース距離100km(シルバーストンの場合は17周)で、約30分間。最大レース時間は60分間で、赤旗中断を含めて最大90分間。使用タイヤもピットストップも規定はなく、通常のレースと同様に17周走行するというだけのシンプルなものだ。
異なるのは上位3台のみにポイント(3点・2点・1点)が与えられることと、スタート30分前から5分間のレコノサンスラップは1周のみという点。
決勝のスターティンググリッドを決めるものだが、正確に言えば金曜に行なわれる従来通りの予選で決まった順列を、スタートとセミロングランで変動させるもの。通常のレースでスタートから1/3の距離でピットストップまでにどれだけ順位の変動があるか考えれば、スタートと1周目の順位変動の後は各車が淡々とタイヤマネージメントをしながらリスクを冒さず走る17周になる可能性が高い。
それよりも大きな影響をもたらすのが、レース週末のフォーマットが変わるということと、特例タイヤアロケーションと返却ルールだ。
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Q2落ち陣営が、スプリント予選で奇策の新品ソフトスタートとかを密かに期待してるんですが、それくらいないと波乱は起きなさそうですね。
それにしても、FP1で赤旗なんて出たら(ガクブル)・・・
ソフトで17周保つかどうか・・・今週は路面温度が高くなりそうなので厳しいんじゃないかなぁ。失う物が無い下位チームはやっても良いかもですね。