2019 Rd.9 AUSTRIA

【Rd.9 AUT】ホンダのハイパワー設定にまつわる誤解、「モード11」は間違い
オーストリアGPでホンダがアグレッシブなパワーユニット運用を行ない、残り15周で通常よりもパワフルなモードで勝利に貢献した。しかしこれは世間で騒がれている「モード11」ではない。
通常、ホンダは①の「MODE」を切り替えることによってパワーユニットの出力とERSの回生・放出・ターボアシストのバランスを総合的にコントロールしている。予選アタック時の1周だけ全てパワー優先にするモードや、決勝でESS(バッテリー)から1周2MJずつ放出しながら足りない部分をMGU-Kからの発電でカバーするモードや、出力をカバーするのではなくESSへの充電を優先するモードなど状況に応じて様々なセッティングをセットにしたものが「MODE」だ。
ホンダの場合は予選で使用するのが「MODE 2」、予選のごく限られたラップのみ使用するフルパワーモードが「MODE 1」。決勝では「MODE 6」を基本に、パワー増加方向が「MODE 7〜9」、パワーセーブ方向が「MODE 4〜5」という設定になっているようだ。
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素晴らしい記事。
こういう記事があるから有料会員でいられますね
ヤフーコメ欄の人達にも見てもらいたい良い記事ですね。
お疲れ様です。取材力に脱帽ですっ
This is F1 insights!
こんなん出したら、まーたブルマンからチェックが入りますよー
(笑)
いまわかった。
エンジン「11」
ポジション「5」
だ。
そうかDAZN解説だめっ
だな。
うわぁ、テレビで見たのと同じステアリングだ(笑)。
今年はトロロッソもこれと同じステアリングになりましたね。
ライフを前借したという話だったので、将来的に壊れた個所から
今回の設定値変更でどこに負担がかかってたかを推測できるかもしれませんね。
予選やレース中に壊れるのは勘弁ですが…
ちなみに「ENGINE」の上にある「TYRE」は、現在のタイヤの状態を設定すると、
それに合わせてセッティングが変わるような仕組みなんでしょうか?
「TYRE」はドライバーがタイヤの状況をチームに伝えるためのものですね。無線で言うと他チームにバレてしまうので、このロータリースイッチを動かしてタイヤのフェイズ(まだ大丈夫とか、かなりヤバいとか)を伝えます。このロータリースイッチが設定値を変えるわけではなくて、チーム側では各ロータリースイッチがどの位置になっているかがテレメトリーで見られるので、それを伝達手段として使っているわけです。
なるほど。解説ありがとうございましたm(__)m
ドライバーもあの高速運転中、色々やることがあって大変ですね…。
今日から会員になりました。素晴らしい記事ですね。
ありがとうございます!
最近会員になりました。
F1に限らず巷に溢れるいい加減な情報に嫌気がさして、テレビのニュースも一切見ない生活を送っている中で、事実と理論に基づく情報を提供いただける数少ないジャーナリストと感じます。
お陰でF1の楽しさが倍増しています。
ありがとうございます、F1を楽しんでください!
すごく良く分かる説明、やっとちゃんと納得できた気がします。
ありがとうございます。