2018 Rd.5 SPAIN
【Rd.5 ESP・日曜】ハース小松礼雄「あのスピンは回避不能、ロマンは悪くないと思います」
1周目の多重事故の大元となったロマン・グロージャンには大きな批判の声が上がったが、ハースの小松礼雄チーフエンジニアはあの時の状況を考えるとあのスピンは仕方の無いことだと擁護する。チームとしては開幕からの5戦で様々な特性のサーキットで安定した速さを見せており、バルセロナではさらなるポテンシャルを証明してみせた。
スペインGPの決勝後に小松エンジニアに聞いた。
ーーロマン・グロージャンの1周目の事故が大きな注目を集めてしまいましたが、小松さんはどうご覧になりましたか?
「あれはちょっとしょうがないですよね。前にケビン(・マグヌッセン)がいてオーバーステアを出していたんで、その煽りを喰らってスピンしたのは仕方ないと思います。ロマンはスタートが悪かったンですけど、ターン2でサインツとアロンソがはみ出していて前がボンと開けたんですね。だから加速が良くてケビンとかなりの車速差があったんです。ロマンにも言いましたけど、目の前であのオーバーステアを出されたらぶつかるか自分がスピンするかどっちかだから、あれはしょうがないと思います。個人的にはロマンは何も悪くないと思っています」
ーーロマンとはどんな話をしましたか?
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グロージャンのオンボード映像が放送で1度流れたかと思いますが、極端に言えばドーナツターンでもするつもりだったのでは?くらいの印象を受けたので、スピンをした後の処理に対するペナルティなのではないかなという印象です。
小松さんの本音はどうなんだろうか。気になります。
完全にこれが本音という感じでした。他のドライバーたちもスピン後のことを批判しているのですが、小松さんはそこに対しては特に何とも。スピンしたこと自体は仕方ないし、その後の処理はドライバー次第だからという感じでしたね。
ドライバー次第ですか。なるほど。ありがとうございます。