【Rd.4 AZE・F2 FP&QLF】アルボンがポール獲得、日本勢2人は黄旗・赤旗に苦しむ

　4月27日、FIA F2の第2戦バクーラウンドは45分間のフリー走行と30分間の予選が行なわれた。

　予選セッション終了直前にニコラス・ラティフィがターン7でスピンしストールしてダブルイエローと赤旗を出したため、これまでにタイムアタックを終えたドライバーがタイムアップを果たして上位に浮上し、アタック順が遅かったドライバーは自己ベストタイム更新ができずに下位に沈むこととなった。タイムアップを果たしたアレックス・アルボン（DAMS）がポールポジションを獲得し、2番手にはカーリンのランド・ノリス、3番手にはARTのジョージ・ラッセルが入った。1回目のアタックで首位に立っていたルカ・ギオットは黄旗の影響でタイムが更新できず4位となっている。

　予選リザルトと4月28日に行なわれるレース1の暫定グリッドは以下の通りとなっている。ラティフィは107％ルールをクリアできなかったが最後尾からのスタートが認められた。さらに予選後にタイヤ内圧が規定値以下であることが判明したサンティーノ・フェルッチは失格。そしてアーデンは最大12名と規定されているマシン整備技術スタッフが13名であったため2台ともに失格となり、アーデンの2台は後ろから2列目のグリッドとなっている。