2018 T2 BARCELONA TESTING
【バルセロナ合同テスト】ホンダRA618H、独特なエンジンサウンドの理由(その2)
ホンダのエンジンサウンドはモーターに起因する高周波音だけではなく、スロットルオフ時の「バララララ」という音も特徴的だ。この音の理由についても解説しておこう。
これはポストコンバスチョンと呼ばれる制御によるものだ。
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Post combustion
後燃焼…
細かな制御やってるな….
これ,ずっと気になってました.ブローン・ディフューザーじゃないのにって.
そういう制御してたんですね.
素人質問ですみません。これはラリー競技車などで使われている「アンチラグシステム(ミスファイヤリングシステム)」と同義なんでしょうか。また、RA618Hのアイドリング中の不思議な鼓動音についても知りたいです。
そうですね、僕はラリーのアンチラグはどんな制御をしているのか詳しく知りませんが、似たようなものだと思います。ただF1の場合は排気ガスがなくてもMGU-Hのモーターを回してタービンを回転させ過給するというEブーストも組み合わせて使っています。
アイドリングの特殊な音というのは特に気が付きませんでした。どんな音なんでしょうか? メルボルンで改めてチェックしてみます。
回答ありがとうございます。返信遅くなりすみません。
youtube を Toro Rosso vs Mercedes で検索するとテスト時ピット出口でSTR13とW09が並んでいる動画が見つかります。この動画でSTR13のアイドリング音が周期的に大きく波打っているように思います。W09に比べてその音の大きさに驚きです。
いろんな掲示板などで「motoGPのホンダ2017版RC213Vのような不等間隔爆発のようだ」「気筒停止システムか?」とか「ホンダのEXlinkエンジンを基礎に新開発か?」などと想像されてます。気筒停止はF1規則に「可変バルブタイミングや可変バルブリフトは禁止」とあるので無理だろうとは思ってますが、、
私もホンダExlinkエンジンをベースにした不等間隔爆発?ではないかと想像してますが「Exlinkは複雑すぎる」との意見もあります。まぁ、このような想像して楽しんでいるわけですが、もし教えてもらえるならば、で構いません。できれば、聞いてみてほしいです。よろしくお願いします。
検索してみましたが、この映像はテスト初日のテスト開始直前の様子ですね。9:00になってもコースの準備が整っていなくてピットレーンがオープンにならず、ようやく9:10からセッション開始という情報を受けて9:07くらいにトロロッソがいの一番にピット出口に並んだ時の映像です。
つまりチーム側はピット出口で2分以上待つことを分かった上で送り出しているので、もしかすると気筒休止のようなことをやっていたのかもしれません(すみません未確認です)。なんせ浅木さんは市販車で気筒休止エンジンを初めて成功させた人ですし。ただ、どのメーカーもこうやってピットレーンで長時間待ったりスロー走行する際には燃費と発熱を考慮して燃焼させるのを3気筒にしたりといったようなことはやっていますから、このホンダの場合もそちらかもしれません。
他のチームも気筒休止しているとは!驚きです。改めてホンダのWebで気筒休止技術のページを見てました。バルブの駆動ロスは考慮せず省燃料優先?ということでしょうか。また想像する楽しみが増えました。ありがとうございました。