【メキシコGP】2016年10月28日（金）取材日記「うるさくて過酷な環境」

　朝の通勤時間帯にモロ被りなサーキットへの地下鉄。最後にメキシコシティの中心部方面へ向かう9号線に乗り換えると、日本のラッシュさながらの超満員でした。でもこっちは車両に押し込む係員もいないし、自動ドアが閉まらないから開け閉めを繰り返しているとその間にさらに乗ってくるヤツもいるし、もう無茶苦茶。

　サーキットの目の前の駅で降りるのも一苦労で、人をかきわけ揉みくちゃになりながらなんとか降りて、パドックに辿り着いた頃にはもうヘロヘロでした。ホテルを出てから1時間もかかっちゃったし。明日はUBERだな……。

　でももっと悲惨な思いをした人たちもいました。街のど真ん中にあるアラメダ公園では、『死者の日』を前にして木曜の夜10時過ぎから花火大会が開かれ、それも日本のような綺麗な打ち上げ花火ではなくて、爆竹のようにボンボンいうだけの花火。それが明け方まで鳴り響き続けたというのですから大変。