2014 Rd.17 UNITED STATES

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 ケータハムが不出場を決めたが、マーカス・エリクソンは当初の予定通りにマネージャーとフィジオセラピストを伴って木曜からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズに姿を見せた。チームの状況についてはあまり詳しくは把握していないというが、自分自身は今後もF1に残るために他チームとの交渉をしに来たのだと語った。

 

ーーチームがこのUSGPに出場しないことになりましたが、今の気持ちは?

「もちろん残念な状況だし、ここに来ているのに明日走らないというのはちょっと変な気分だよね。実際、僕らが置かれているのはとても変な状況だと思う」

 

ーーチーム首脳陣の決定に落胆している?

「この3戦はとても良いレースができていたし、クルマもグリップレベルが増して自分好みにセットアップできるようになっていただけに、本当に残念だよ。自信を取り戻せていたし、もっと良い走りが見せられると思っていたからね。だからこのUSGPとブラジルGPで走らないという報せを聞いたときはガッカリだったよ」

 

ーーチームの状況についてはどの程度把握している?

「全てが管財人の手に渡ったということ以外、チームの状況は分からない。チームが管財人の手に渡る2時間前に、首脳陣から僕のマネージャーが連絡を受けたんだ。僕はエンジニアや同郷のメカニックなど何人かと話をしたけど、もちろん誰もハッピーではないよね。難しい状況だし、とても奇妙な状況だ。僕は今のところあまり情報は持っていないから、チームが今後どうなるかは詳しくは分からないよ」

 

ーーこの状況は受け入れがたい?

「こういう状況だから僕にできることは何もないし、どうしようもないと思う。状況を受け入れるしかない。ここまでの3戦で良い走りができるチャンスをてにできたことに感謝しつつ、自分の将来のことを考える必要があるよね」

 

ーー今後について交渉はしている?

「僕自身は特に何かをしているわけではないけど、マネージャーがいくつかのチームと今後について話し合いをしている。F1に留まることが重要だと思っているし、それが最優先事項だということは僕らの共通認識だ。もちろんF1界には優れたドライバーが何人もいて、シートの数はこれだけ限られているんだから、それが簡単じゃことも分かっているけど、ベストを尽くすよ」

 

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(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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