【決勝】レッドブル C・ホーナー代表「マシンは改善できていたはずだが、ブレーキトラブルで証明できなかった」【2024 Rd.3 AUS】

ーーマックス・フェルスタッペンが4周でリタイアとなりましたが、何が起きたのでしょうか？

「レースがスタートした瞬間からずっと、キャリパーがブレーキディスクを挟み込んだ状態が続いていたものと思われる。その結果として、2周目のターン3でハンドブレーキを掛けたような症状が出て、マックスは挙動を乱した。さらに（ターン6でも）挙動の乱れが続いてカルロス（・サインツ）に抜かれてしまったんだ。その後も後ろで走り続けていたものの挙動の乱れが続いて、最終的には煙が出始めて引火してしまった。残念だが、これが我々にとっては2年前のここオーストラリアGP以来のメカニカルトラブルによるリタイアだ。それだけ我々のマシン設計と信頼性が優れているということでもあるが、もちろんマックスがノーポイントに終わってしまったことにはフラストレーションもある。特にトップ争いをしていたわけだからね」

ーー今週末は金曜からやや苦戦していましたが、原因は何だったのでしょうか？