【2023 Rd.21 BRA】日曜 角田裕毅「2台入賞ができたはず、もっと上に行けたはずのレースでした」
サンパウロGP決勝の角田裕毅は、スタートでピエール・ガスリーをオーバーテイク。そしてスタートの多重事故に前の3台が巻き込まれ、さらにオスカー・ピアストリもケビン・マグヌッセンに追突されてダメージを負い後退。フォーメーションラップでリタイアしたシャルル・ルクレールも含めて5台が姿を消したことで10位にポジションアップを果たした。
赤旗からのリスタートでガスリーと1周にわたってサイドバイサイドのバトルを演じるが、ターン12でインを突こうとして行き場を失い、スナップしてワイドになったところで一度は抜いたはずのエステバン・オコンに抜き返されて11位に後退した。
好ペースで集団についていくが、16周目のターン10で僅かに左フロントタイヤをダートに落としてハーフスピン。バリアへの接触はなんとか逃れたものの、約5秒をロスしてバルテリ・ボッタスに先行を許した。
その後は各スティントを引っ張って上位勢と同等のスティント長で2ストップ戦略を敢行し、中段のライバルたちに対して5〜10周のタイヤオフセットを作りながら走行。最終スティントでメルセデスAMG追撃を目指したが、ジョージ・ラッセルがPU温度上昇でリタイアし労せずして9位を確保。
最後はルイス・ハミルトンを追いかける状況になるかと思われたが、1回目のピットアウト時にクラッチが上手く繋がらずタイムロスを喫したことからクラッチに問題が発生していることが分かり、65周目にアップシフト時のダメージを軽減するためパワーユニットのモード変更を余儀なくされ、それ以降はパワーダウンした状態で完走を目指して走るだけとなってしまった。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
むしろ、トラブル抱えながら生き残って9位入賞は立派だと思います。本人はもっと上を目指していたでしょうが、チームに貴重なポイントを持ち帰ったと思います。