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【2021 Rd.17 USA】金曜総括:レッドブルのペレス最速、実質的にはメルセデスAMGが最速?

 

 第17戦USGPの金曜フリー走行では、FP1でメルセデスAMG勢が速さを見せたがFP2ではレッドブルのセルジオ・ペレスがトップタイムを記録し、ロングランでも好走を見せた。

 

 250km/h以上の高速コーナーが連続するセクター1でプッシュをするとリアタイヤがオーバーヒートし、ターン11ではすでにリアのスタビリティが乏しい状態になる。

 

 さらにバックストレートでは走行風でフロントタイヤの表面温度がどんどん失われ、ターン12からの中低速セクションでは極端にリアが不安定な状態になりやすい。ここをデフやブレーキバランスのセッティングで対処しつつ、1周の中でセクター1でどこまでリアタイヤをセーブし、セクター2〜3までタイヤグリップを維持してアタックラップを最良の妥協バランスでまとめ上げるかということが重要になる。

 

 特にソフトタイヤはオーバーヒートしやすく、アタックをまとめるのは難しい。

 

 バンピーさが懸念された路面だが、ターン3手前、ターン5手前、ターン6の中間など中高速コーナーの途中に路面の凹みによるバンプが残っているものの、全体的には改善しており走行に大きな影響を及ぼすほどのバンプは消滅している。

 

 FP2での計21のミニセクターごとの最速をまとめたのがこちら。

 

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