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REPORT【報道】

【シンガポールGPルポ】ケータハム、問題噴出も即時撤退は回避か!?

報道記事

20140924-01

 

 来季に向けて下位チームの消滅が囁かれる中、シンガポールGP週末のケータハムにはやや異様な雰囲気が漂っていた。

 

 まず木曜にはピレリからタイヤの供給が停止された。本来ならば各チームがホイールをピレリのフィッティングエリアにホイールを持ち込み、ピレリのメカニックによってタイヤがフィッティングされた状態で各チームに供給される。1ドライバーあたり20セット(プライム7、オプション6、インターミディエイト4、ウエット3セット)で計40セットだ。これに各チームのタイヤ担当メカニックがセットナンバーやドライバー名、前後左右を示すマークなどを書き入れ、タイヤウォーマーに包んでピレリのエンジニアとともに管理する。

 

 しかしケータハムのタイヤ担当メカニックたちはホイールを輸送用ボックスに片付けていた。チームからピレリへのタイヤ代金の支払が行なわれておらず、ピレリが供給の停止を宣言したからだ。

 

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