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REPORT【報道】

【第2回】2017年9月15日、マクラーレンとの決別・トロロッソからの救済【短期集中連載・ホンダ第4期】

REPORT【報道】

 シンガポールGPの金曜夜18時30分。プレスリリースが発表されるのと前後して、ピットビルディング2階のプレスカンファレンスルームで、異例の発表が行なわれた。

 2017年限りでのマクラーレン・ホンダの決別、ホンダはトロロッソと組み、トロロッソが使用していたルノー製PUはマクラーレンへ。そしてトロロッソのカルロス・サインツはルノーへ。マクラーレンとホンダとトロロッソとルノー。マクラーレンとホンダの不仲に、5者が入り乱れての大移動となった。

 マクラーレンとの関係継続が絶望的になっていたホンダにとっては、供給先ゼロでの強制退場という屈辱的な事態をなんとか免れた瞬間だった。

 もちろん、これはシンガポールGPのパドックで決まったことではない。事態が大きく動いたのは2週間前のイタリアGP、モンツァのパドックだった。PU供給に関係する4社が慌ただしく互いのモーターホームを行き来し、実はその裏側ではFIAとFOM、そしてレッドブルも関与していた。

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  • コメント ( 3 )

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  1. URARANN

    トップの決断はこれほどまでに大きな影響を及ぼすのですね

    F1はちょっと知ってるくらいでレースをみた事が無かったのですが、
    この強烈なネガティブキャンペーンがキッカケで
    F1LIFEの会員になり
    F1を見るようになり、今では年間18レース位は見るようになっちゃいました(笑)

    • MINEOKI YONEYA

      当時のネガキャンは酷かったし、日本のF1ファンだってみんなそれを信じて「ホンダが悪い」一色だったし、今でも「結局ホンダの性能・信頼性が低かったからしょうがない」と思っている人が結構いますからね。

      それがきっかけでF1を見るようになって頂き、F1LIFEの会員にまでなって頂けたのなら良かったですが(笑)、当時は僕らも嘘つき呼ばわりされましたから結構キツかったですね。でもホンダの人たちはもっとキツかったと思うので、その後の成功は本当に嬉しかっただろうと思います。

      • URARANN

        とんでもない
        双方の関係者や、パドックの人々から丁寧かつ綿密に取材した情報から
        見えている現象の背景を浮かび上がらせる
        素晴らしい
        記事ばかりでしたので
        すぐにプレミアム会員になりました

        ヨーロッパ系の人たちのやり方も、
        愚直なだけではよくない日本のスタイルも
        すごく浮きだった出来事でした

        YOUTUBEもみてますし、メンバーも増えおられるようですので
        今後も引き続き楽しみにしています

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