REGULAR【連載】

20140503-01

 

 5月1日からイタリアのイモラではセナの追悼イベントが行なわれていて、メディアでも少しその模様が報じられていますね。

 

 地元イタリアのフェラーリ系のドライバーら数名が参加していましたが、実はインビテーションは現役の全ドライバーに送られていました。ただ、2週間のインターバルが空くこの中国GPとスペインGPの間はみんなオフで自宅にいますから、イモラまで駆けつけたドライバーはそんなにいなかったようです。

 

 実際のところ、現役ドライバーでセナと直接面識のある人はいません。リアルタイムでセナのレースを見ていたという人も、ごく数名の年長者だけです。

 

 もちろんセナが亡くなってから彼のことを知り彼のファンになったというルイス・ハミルトンみたいな人もいますが、実は大半の若手ドライバーにとってセナは歴史上の人物であって、偉大なドライバーではあるけどその凄さを実感できる対象ではないんですね。セナのレースを見たことがないというドライバーだって少なくないくらいです。

 

 世界各国どのテレビ局でも5月にはセナの番組を放送しますし、雑誌でもセナ特集があちこちで組まれます。ですから中国GPのあたりではドライバーたちにセナのことを聞く質問が多くて、多くの若手ドライバーにとっては「僕にそんなこと聞かれても……」という感じではあったようですが、それでも“メディア向き”のコメントをしっかりとするF1ドライバーたちはやはりプロフェッショナルだなぁと感心しました。

 

 普通、20代そこそこの若者がそんなことできますか? なかなかできることじゃないと思います。

 

 そんな若者たちのプロ意識に感心すると同時に、F1界も随分若くなったなぁと改めて思い知り、自分も歳をとったなぁと痛感させられました(苦笑)。

 

 きっとそんなことを思った方も少なくなかった20回目の5月1日だったのではないでしょうか?

 

(text by 米家 峰起 / photo by Ferrari)

 

 

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