【アプレゲールですいません。】マレーシアもイスラム教国なんです
さて、マレーシアにやってきました。
我々の仕事というのは木曜日から日曜日まで、毎日サーキットで朝から晩まで取材したり原稿を書いたりというかたちなので、基本的には水曜日のうちに現地に到着するように移動の日程を組んでいます。
ですが、今回は火曜の夜に出発して水曜のお昼に到着するという旅程にしたので、水曜の午後はケータハムのイベントを見物しに行った以外はのんびりと過ごすことができました。なんかちょっと変な気分ですけどね(苦笑)。
それはそうと、マレーシアって実はイスラム教国なんです。なので、中東の国々と同じようにホテルの天井にはメッカの方向を示す矢印があります。街中でも女性の多くが頭に布を巻いています(中東と違ってこちらはカラフルな布ですが)。そう言われてみれば今回、本格的な黒い民族衣装(アバヤ)を着たイスラム教国からの観光客も街中でたくさん見かけるようになってきたなと感じました。
それに、KLIA空港に着いた際にマレーシア語のアナウンスを聞いていて、なんとなくトルコ語の響きに似ているなと感じたんです。トルコもイスラム教国だし、歴史的に何らかのつながりがあるから言葉も似ているのかもしれませんね。
そうか、次のバーレーンGPと合わせてこの2週間はムスリム2連戦だったんですね。マレーシアはお酒は禁止されていませんし、それほど戒律が厳しいわけではありません。バーレーンだって、ある程度よりランクの上のホテルでなら普通にお酒を出しても構わないそうです。アブダビもそれに近いところがありますが、やはり結局の所はそのくらいでなければF1はやれないんでしょうね。
僕はお酒を飲まない人間なのでそういうことを気にしたことは全然ないのですが、実はイスラム教国では豚肉を食さないので、2週間も豚肉なしの生活っていう方がツラかったりしますね!(笑)
(text and photo by 米家 峰起)
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