【ドライバー雑談】ロマン・グロージャン「僕がラリーに出たら第4ステージで木に激突だ！（笑）」

　夏休み特別企画として、F1の各GPオフィシャルプログラムに収録されているF1ドライバーの雑談のようなプライベートなインタビューをお届けします。

　今回はロマン・グロージャン。彼がいつか手に入れたいと思っている意外なクルマは？ 普段サーキットでは聞けない話が飛び出します。

ーーあなたがもっとインスパイアされるのは誰でしょうか？ アスリート？ アーティスト？

「正直なところ、子供の頃にこれといった憧れの対象はいなかったんだよね。でもアスリートとして成長して行くに従って憧れるスターが大勢できたし、いろんな選手の試合を見たいと思うようになった。例えば陸上のウサイン・ボルトとか柔道のテディ・リネールとか、テニス選手のラファエル・ナダルとかね」

ーー最高レベルのアスリートの試合はまるでバレエのように優雅に見えますよね。

「才能はもちろん重要だよ。でもハードワークも大切だ。才能というのは一部でしかなくて、その背景に努力がなければ成功を収めることは絶対にできないんだ。その両方がなければ成功することはできない。例えばサッカーの試合を見れば、素晴らしい選手たちがまるで踊ってでもいるかのように流れるようにプレーしているよね。次のステップはどこに踏み出そうかなんて考えて動いているわけではない。全てが完璧に流れているんだ」

ーーこれまでで自身最高のオーバーテイクは？