【F1ギョーカイ用語】「GARDENING LEAVE」(がーでにんぐ・りーぶ)
「GARDENING LEAVE」(がーでにんぐ・りーぶ)
これはみなさんもうご存じのF1ギョーカイ用語ですね。直訳すると「庭いじり退職」という感じですが、元々はイギリスの金融関係の雇用者の間で使われている言葉で、日本では「ガーデニング休暇」と訳されることが多いというかひとつの用語として定着していますね。
つい先日もメルセデスAMGの技術部門トップだったパディ・ロウがこのガーデニングリーブに入ったという発表がチームからなされたばかり。常にライバルチームに先駆けて独自開発を進めているF1チームにとっては「契約期間が終わったからといってすぐに他チームに移ってその開発内容を持っていかれてしまうとかなわん」ということになります。ですから「チームを離れる際にはこのガーデニングリーブを挟んでから他チームに移籍してね」ということです。
この「ガーデニングリーブを取りなさい」というのは最初から契約に含まれていて、6カ月間と定められていることが多いようです。例えば2015年6月に2年契約を交わして、契約の更新をしないことにした場合、最後の6カ月間はガーデニングリーブに充てられるわけです。要するに、強制的な有給休暇みたいなもの(人によっては「2年間の契約を満了した後に6カ月間は他で働けませんよ」という強制的なニート状態にされる契約形態もありますが)。
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