【アプレゲールですいません。】空港のセキュリティチェックが厳しくなる今日この頃
さて、あっという間にオーストリアGPに向けて出発です。バクーからはアゼルバイジャン航空で北京へ飛んで帰ってきましたが、今回も羽田から北京経由でウィーンへ。ただし今回は中国国際航空です。この2週間で3回目ですから、北京も随分馴染みになりました(笑)。相変わらずPM2.5全開だし。
イスタンブールのアタチュルク空港でテロがあり、昨年は何度か使った空港なのでちょっとドキッとしました。ターキッシュエアラインズは就航地が多くてなおかつスターアライアンスに加盟しているので、使っているF1関係者も多いですし、F1界的にはフライアウェイの時期だと影響もあったかもしれません。
中国の上海浦東空港でも先日爆発騒ぎがありました。まぁチェックインカウンターのところで爆竹のようなものが爆発したということらしいんですが、そのせいか北京もセキュリティチェックはちょっと厳しくなっていましたね。空港のターミナル入口でも硝煙反応を見る検査を全員のカバンや身体にやっています。
日本の空港はどこも比較的(いや、かなり?)セキュリティチェックがゆるやかですが、これからは空港ターミナルに入るだけでもセキュリティチェックが課せられるようになるかもしれませんね。F1で訪れる世界各地の空港でも、すでにソチやドバイなどそういう方式を導入しているところもあります。インドはチケットの確認とかまであって、面倒くさかったなぁ……。
飛行機に乗るのに一番面倒なのがセキュリティチェックなので(厳しいところだとカメラやコンピュータ関連の電子機器など全部カバンから取り出しだったりするので……)、これが厳しくなるのは本当にイヤなんですが、自分たちの安全に関わることなので、ある程度はしょうがないですね。
ただ、だからといって係員がエラそうにして良い理由にはならないと思うので、空港を利用する人たちが収めている空港使用料で自分たちが食っているんだということはしっかり認識して、お客様なんだという対応をしてもらいたいですね。日本みたいにあまりにへりくだる必要はないけど、せめて対等の関係であってほしいです。「係員だからってそっちが上ってわけじゃないでしょ?」と思うような人も結構いますからね……。
(text and photo by 米家 峰起)
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