【アプレゲールですいません。】世の中、まだまだ知らないことがいっぱいある
ブダペストでの居残り取材を終えて、ようやく日本に戻ります。チームももうすぐ夏休みとあって(今週末からクローズというところが多いですね)、関係者とのメールのやりとりで大わらわのようですが、僕も日本に帰ったらようやく夏休みです。
3日間にわたってブダペストのあちこちを取材してきましたが、もう何年も通っている街なのにまた新たな発見がたくさんあり、ブダペストに対する印象が変わりました。自分の知らないことってまだまだたくさんあるし、知っていることってものすごく限られたことでしかない。そんな当たり前のことを改めて痛感させられました。
ラグジュアリーな雑誌の取材なので、グランプリの週末にはバーニーくらいの人たちがジャケットやタキシードを着て来る、僕らは絶対に行けないようなブダペストいちの高級レストランにも行きましたし、ドライバーたちが泊まっているような高級ホテルから素晴らしいドナウの眺めを楽しんだり、歴史あるカフェやナイトスポットを散策したり(笑)。
ほとんど日本人は見かけませんでしたが、どこに行っても中国人観光客が多かったのと、なぜか韓国人が多かったのも意外でした。前述の高級レストランだって、そこでランチを食べるというのがツアーに組み込まれているそうで(苦笑)。やはりちゃんとしたところに食べに行くのはディナーがオススメです(笑)。
さて、帰りの経由地フランクフルトでこんな看板を見かけました。マクラーレン・ホンダの数少ないスポンサーのひとつ、SAPの看板です。ドイツのデータ処理ソリューション会社で、F1の戦略ノウハウも扱っているそうです。
にしても、なぜに古いカラーリングのまま? フェラーリとかマーケティングがしっかりしたチームだったら絶対にあり得ないというか、こういうことって許されないと思うんですけどね。マクラーレンって数年前まではこういったスポンサー契約や仕切りに関しては超一流と言われていたんですが、どうも最近は変わってきているようです。
人間、知らないことがたくさんあるだけじゃなくて、知っていても情報はどんどん新しくしていかないと時代は移り変わっていってしまいます。だからこそ僕は現場に取材に来続けているんですけどね。
(text and photo by 米家 峰起)
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