【アプレゲールですいません。】アメリカのイケてないところ
F1紀行のUSGP編を書いていて思い出した思いっきり個人的な話ですが、アメリカで困るのがこれです。コーヒーメーカー。
普通ヨーロッパでのホテルのコーヒーメーカーといったら、ティファールみたいな湯沸かし器があって、あとは自分でマグカップにインスタントコーヒーなり紅茶のティーバッグなりを入れて飲むタイプなんですが、アメリカはほとんどがこれ。最近流行りのカプセルタイプのエスプレッソマシン……だったら良いんですが、大半のホテルはコーヒー専用のしょぼいヤツなんです。良くてもスタバのコーヒーパックがあるだけ、とか。ネスプレッソが置かれているのはホントに超高級ホテルだけでしょう。
このショボ型コーヒーメーカーの何が問題かって、これがお湯がマグカップ1杯分しか出ない! そもそも水のタンクがそれだけの容量しかないんです。なのでカップラーメンが作れない! 頑張って作ろうと思ったら、タンクにどんどん水を足していって、チョロチョロチョロ……と出続けるお湯を待ち続けるしかない。カップにお湯が貯まるのに5分以上かかっちゃうし、麺がふやけちゃうし。
というわけで、なんとか改善して頂きたい! アメリカの人はこんなところ見てないだろうし、カップ麺を作るという需要もないと思うけど!(笑)
あと、アメリカのホテルのボディソープはほぼ100%固形のものです。でも使いにくいのでシャワージェルにして頂きたい!
というかまぁ、日本では大半の人にとって「外国=アメリカ」という感覚だと思うんですが(僕自身も実際に海外に行くようになるまではそうだったし)、実際にはアメリカ文化なんて全世界的に見るとかなり特殊な方なんですよ、ということです。世界って広いし、自分が見てる世界や自分が見ることのできる世界って、狭いんだなぁということですね。だから、既成概念に囚われて盲目的・妄信的にならないようにしないとな、と新年早々思ったというお話でした。
(text and photo by 米家 峰起)
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