【アプレゲールですいません。】本当に何が知りたいのか、考えるきっかけに。
前回の記事に対して、コメント欄やメール、ツイッターなどでたくさんのご意見を頂きました。本当にありがとうございます。まだまだご意見、お待ちしています。
きっとこういうことって人それぞれで考え方が違って当たり前だし、これが正解、というのはないと思うんです。
だからこそいろんな意見を出すべきだし、みんなでいろいろ考えるきっかけになれば良いと思うんですね。
日本って思考停止というか、「これが当たり前」というのが強すぎて自分の頭で考えて行動することが少ないと思うんです。自分ではそうしているつもりでも、実は“常識”とか誰かにすり込まれたことに沿って動いていたり。
すごく小さな道で、どう見てもクルマが来ないのに、赤信号だからってボ〜ッと待ってる人がたくさんいるんですよね。もちろん、道路交通法を破れと言いたいわけではなくて、「赤信号だから危ない」って思い込むんじゃなくて、安全かどうかなんて自分で考えて行動すれば良いのに、ということです。
ヨーロッパだと、信号のない横断歩道もたくさんあります。歩行者は、自分でクルマの往来を見て渡るかどうかを判断するんですね。そもそもクルマよりも歩行者の方が優先という考え方が大前提としてあるので、横断歩道のところに人が立っていると、クルマは信号がなくても止まります。信号にコントロールされなくても、それぞれが自分の頭で何が安全かということを考えて行動しているんですね。
横断歩道に限らず、仕事だって政治だって、日本って思考停止気味じゃないですか?
話が随分大きくなってしまいましたが(苦笑)、F1を報じるメディアのあり方も「これが当たり前」と思い込むんじゃなくて、何が良くて何が良くないのか、自分は本当はどんな報道が良いのか。一人でも多くの皆さんがそれを考えるきっかけになればと思います。
(text and photo by 米家 峰起)
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