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【2021 Rd.2 ERM】徹底分析①:フェルスタッペン快走、レースペースに見えた角田裕毅の課題【決勝ペース】

 

 2021年第2戦エミリアロマーニャGP決勝はマックス・フェルスタッペンが3番グリッドからスタートでトップに浮上し逆転優勝。ルイス・ハミルトンはコースオフのミスを喫するが赤旗中断で周回遅れを挽回して9位から最後は2位まで追い上げた。

 

 中団グループ最上位には予選で3番手タイムを記録しながらタイム抹消となり7位に沈んだランド・ノリスが浮上し、決勝で3位表彰台を獲得した。

 

 角田裕毅は最後尾グリッドからステディな走りで10位まで追い上げたものの、赤旗からのレース再開時にハミルトンのインを突いて濡れた路面にスピンを喫し、最後尾まで落ちて12位でフィニッシュするのが精一杯だった。

 

 そんなエミリアロマーニャGP決勝の全ドライバーのレースペースを比較することで分析していこう。

 

 全ドライバーの全ラップタイムをグラフ化すると以下のようになる。参考値として2020年第12戦エミリアロマーニャGPの優勝者ルイス・ハミルトンのタイムも併記しておく。

 

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