【Rd.8 FRA・F2 Race1】雨絡みの難しいレースでラッセルが優勝、牧野8位でレース2のPP獲得
6月23日、FIA F2の第5戦ポールリカールラウンドはレース1が行なわれ、ポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセルが優勝を飾った。
F1の予選が終わり、小雨がパラつき始める中でのスタート。ここでランド・ノリスとアルテム・マルケロフがストールを喫し戦列から離脱することとなった。上位はラッセル、2位セルジオ・セッテ・カマラ、3位アレックス・アルボンによる争いとなったが、アルボンがエンジントラブルでリタイアすると最後までラッセルとセッテ・カマラの一騎打ちに。しかしラッセルがセッテ・カマラを抑え切って勝利をもぎ取った。
レース序盤は雨脚が強まってウエットコンディションになり、オプション(スーパーソフト)でスタートした上位勢が有利な状況に。この中でジャック・エイトキンやマキシミリアン・ギュンターなどウエットタイヤへ交換するドライバーも出て来たが、雨脚は次第に弱くなりギャンブルは失敗となった。
同じくオプションスタートのロベルト・メリが好ペースで走り大きくポジションを上げて3位でフィニッシュ。ルカ・ギオットは序盤にコースオフしたものの挽回して4位まで浮上、アントニオ・フオッコはスタート直前にチームスタッフがエンジン始動を行なったため10秒のストップ&ゴーペナルティを科されたにもかかわらず、5位まで浮上してみせた。
日本勢は牧野任祐がオプションスタートでレース序盤に好走を見せて一時は6位まで浮上したが、エンジンの伸びを欠いてストレートで次々抜かれ、最後はニコラス・ラティフィと8位を激しく争ったが最終ラップに抜かれ9位でフィニッシュ。福住仁嶺はプライムスタートで引っ張り、レース終盤にタイヤ交換を終えた時点で8位にポジションを上げていたが、スーパーソフトのデグラデーションが驚くほど早く進んでしまい、2台に抜かれて10位でフィニッシュした。
レース後、車検でメリのタイヤ4輪全てがピレリの定める最低内圧を下回っていたことが判明し、メリは失格。これで牧野は8位に繰り上がり、日曜のレース2はリバースグリッドでポールポジションからスタートすることとなった。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
この記事へのコメントはありません。